あなたへ向かう道のり、あと何日?

2024年、あと50日足らずで終わるらしい。


…って今いつ? 11月? 中旬?


3月と10月どこ行った!
(手帳開く)
いたねごめん、気づかんかったんはわたしやったわ

 

やったことを振り返ること。
できたことを数えること。
これからできることを、見つけること。

 

「出来ていない」ゼロの自分と、「出来た」100の自分。
二人を結ぶ途上が、今日の自分だと気づき評価すること。

 

「中途半端」な状態を、「自分へ向かう道のり」と捉えること。

 

望む結果が出なくても、ごはんを食べた日があった。
眠れなかった夜のあと、無理やり体を起こした朝があった。
誰にも優しくなれず、自分にも厳しい日があった。
やった後悔もやらない後悔も、どちらも苦しい時間があった。
何も生み出せないまま、どうにかしのいだ日があった。

 

そうして気づけば、11月半ばになっていた。 

  

こういうときに思い出すのは、心の友アランさんの言葉。
一方的に師匠兼友人認定している哲学者さん。
アランさんは『幸福論』で、幸せをこう説く。

 

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 Le pessimisme est d'humeur; 
 l'optimisme est de volonté.


 悲観主義は、気分によるもの、
 楽観主義は、意思によるもの。

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成りゆきの「気分」にゆだね流されると、にんげんは暗く不安になりやすい。
それが悲観的な人のからくり。

 

だけど、こうしようと「意図」に乗って動くと、にんげんは明るさや希望を見出す。
それが楽観的な人のからくり。

 

出来ていないことを数えるのは、とても容易い。
人は「欠けたもの」と目が合いやすい生き物らしい。


かたや「出来たことを探す」や「出来ることを見つける」のは、クリエイティブだ。
もがくことすら、創造の素になる。
失敗も、挑戦の証になる。

 

そろそろ年末だから、やることあるから、と、忙しさの隠れ蓑から抜け出そう。
自分と向き合うことを後回しにする「もっともらしい理屈」の欺瞞に気づこう。

 

ひととき、自分と二人きりになろう。

 

わたしたちは、自分の内側に訊いてみるために、豊かな孤独を選ぶことができる。
耳をすませば、何かを伝える声が内側から聞こえてくる。
あなたにしか聞こえない声がある。

 

「残り50日足らず」が、くるり「可能性の余地」に変わる。
お気楽ごくらくな楽観主義よりもパワフルな、楽観がそこにある。

 

2024年、「あと1ヶ月ちょい」何をしよう。
どんな約束を自分と交わそう。

 

 

 

 今日のりんごを味わう

 

 

 

最新記事「あなたに罪悪感は食べさせない」
https://tenro-in.com/mediagp/334262/
 


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