• 身近に帝王がいる件について

    近所のコンビニに素敵なひとがいる。

    わたしより一回り年上だろうか。

    気配りのひと。

    店内をきびきび動くそのスタッフさんは、さりげない。

    おおげさでなくさりげない動きに、優しさや気配りがある。

    さりげない笑顔がある。

    近くにコンビニは数軒あるけれど、そのコンビニは盛況だ。

    それでいて忙しさに殺気だったふうもない。

    お客さんもどこかゆったりしていて、お天気がどうのとか、〇〇さんがね、といった話をしていく。

    タマゴか先かトリが先かはわからないけれど、そこのコンビニ店員さんたちは、その年上の女性だけでなく、若いスタッフさんも明るく感じがいい。

    笑顔や気配りが伝染しているのかもしれない。

    わたしもそのコンビニに行くと、世間話や声掛けはしないものの「いいお客さん」で在ろうとする空気のなかにいる。

    そのお店は、そのスタッフさん主導でつながって広がっている。

    家族も「あのコンビニいいよね」と言う。

    気配りでわかりやすいのは、笑顔だ。

    そして、実生活でわかりにくいのも笑顔だ。

    なぜなら、笑顔は数字に直結しないから。

    気配りしても無頓着でも、きっと時給は変わらない。

    笑顔を作っても作らなくても、きっと時給は変わらない。

    無愛想でも不機嫌そうでも、きっと時給は下がらない。

    だけどその女性は、時給の物差しではかれない「なにか」を備えている。

    「コンビニスタッフ」の制服の下に「なにか」をまとっている。

    それってなんだろうと思っていた。

    ああ、魅力か、とあるとき気づいた。

    「笑顔手当」「気配り手当」はない(たぶん)。

    だから笑顔や気働きの回数が時給の数字に直結はしない。

    けれど、間接的に、副次的に、つながっている。

    わかりやすい時給アップよりも大きなギフトが、思いもかけないルートで巡ってくる。

    きっとあのスタッフさんは、どこに行ってもひとにモテるだろう。

    そのコンビニでなくても、たとえ働かなくても、老若男女にモテるだろう。

    「あの人のために力を貸したい」と思うひとが周りに増えて、たとえ苦境に陥っても、不思議な縁で魅力的な場所に導かれるだろう。

    つまり、人生にモテるんだろう。

    他人を幸せにするひとほど、他人から幸せを受け取れるからだ。

    帝王学は別名、「魅力学」と呼ばれる。

    帝王という名前からイメージする

    「王様」「ミカド」「人の上に立つ者」とは、すこし異なる。

    社長や、大企業の役員だけが学ぶ選ばれし学問とも違う。

    「偉そうなひと」が身につけるものでもない。

    むしろ真逆だった。

    帝王学を身につけているひとは、気配りと心配りが細やかだ。

    思いやりが深くて、やさしくて、謙虚だ。

    だから、人や、愛情や、仕事や、チャンスが寄ってくる。

    人を魅力で惹きつける。

    素敵なタイミングや、人の縁に恵まれてしまう。

    そんなひとになるための実践的な学びが、帝王学らしい。

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    人生にモテたいひとへ。

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    わたしも人生にモテたいので参加します。ふっふ。

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