• 2026年の半分が終わる

    今日で2026年の半分が終わる。

    仕事場でもそういう話がでた。

    病院へお見舞いに行った先でもそういう話になった。

    「あっという間ですね」

    「はやいですね」

    「今年もすぐに終わりそうですね」

    と。

    だけど、半年を待たずとも、わたしたちは毎日終わっている。

    毎日まいにち終わっている。

    「一日一生」という言葉がある。

    今日いちにちを人生で最初で最後の日のように生きる、という意味だ。

    人は眠りにつくとき一度死ぬという。

    つまり今生きているのは新しく生まれたのだと。

    毎日死んで毎日生まれている。

    今日の辛さも、今日の喜びも、ずっと続かない。

    そう頭ではわかっていても、今がいつまでも終わらないような錯覚をしてしまう。

    だから節目がやってきて、わたしたちに終わりを思い出させてくれる。

    一日の終わり。

    6月の終わり。

    今年はんぶんの終わり。

    もし何かが中途半端ならば、終わらせる。

    何かを終わらせたら、新しく何が生まれる。

    終わりが終わり、始まりが始まる。

    ちいかわカレンダー6月30日

    「一年の半分が終わりまーす」

    「そうだねッ…」