どうしてだろうね。

島の実家に帰ったとき、一緒に行った関東や関西の友人たちが対馬の自然に魅了されていた。

うち一人は、「こんな場所を探していた」と言うくらい対馬と波動があまりにも合ったらしい。

緑いっぱいの風を受けながら、感じいるように私に訊いた。

 

「どうしてこの島を離れようなんて思ったの」

 

どうしてだろうね。

 

大切にしたい気持ちと、そばにいることは、同じと限らないのかもしれない。