あなたが読まなかった本
「一冊の本があります。
この本の持ち主は
この本を読みたいと思ったので
買いました。
しかし
今度読もう、今度読もうと思いつつ、
すでに一年が経ちました。
本の持ち主は、
この本を読む時間が
なかったのでしょうか?」
……………………………
数年前から
「年末の大掃除」をやめた
しんがきです、こんにちは。
なぁに死にゃせん。
ふだんの小掃除でいいとよ。
私の中の
「ねばならない」を少しずつ
手放しています。
冒頭は
余命1年と宣告された
あるドラマの主人公のセリフです。
高校教師の彼は
教壇から生徒たちに向かって
一冊の本を片手に静かに語ります。
……………………………
本の持ち主は、
この本を読む時間が
なかったのでしょうか?
たぶん違います。
読もうとしなかった。それだけです。
……………………………
いつもいつも
同じように日常はやってきます。
時の流れには本来
切れ目も節目も色もなくて、
大みそかも元日も
連綿と続く日々の一部に
名前がついたもの。
私たちはつい
「明日が当たり前にくる」前提で
生きています。
なので、つい
昨日の延長のように
昨年の延長のように
「本当はやめたい」と思いながら
何かをやり続けたり
「いつかやりたい」と思いながら
ずっとやらないままでいたりします。
あなたが今年
やめたかったこと。
ほんとは
やりたかったこと。
それらはきっと、
意識下に置かなければ
ずっとそのままである
可能性は高いです。
・
・
・
冒頭の彼は
生徒たちに向かってこう続けます。
……………………………
そのことに気づかない限り、
5年経っても、10年経っても
持ち主はこの本を
読むことはないでしょう。
……………………………
高校教師の彼が
(読みたい)と買った本を
ずっと開かなかったように
(読もう)と決めないと
その瞬間はきっと訪れません。
本に限らないですよね。
・気になっていた誰かに連絡する
・先延ばしにしていた趣味を楽しむ
・「本当は××したくないのに」をやめてみる
・「本当は〇〇したいのに」をやってみる
そうは言っても、忙しいし
そうは言っても、時間ないしさ
色々めんどくさいしさ
大変だしさ
と、もっともらしいことを言う
もう一人のあなたが現れたら
「いや、せっかくの大みそかだからさ」
「いや、せっかく新年になるしさ」
と、言いくるめて(?)
” 本を開く ” 的な、
あなたが気がかりだったアレを
やってみてはいかがでしょう。
小さく、そそっと、シャラっと。
おおげさにしないほうがいいです。
ちなみに
「せっかくだから」という言葉は
こんなとき効きます。
大みそかや新年を口実にして
「せっかくだから、〇〇」
何も思いつかなかったら
・本当はやりたいのにやれないでいること
・本当はやめたいのにやっていること
一つでいいので
書き出してみるのもおすすめです。
せっかくの年末ですし。
先日、セッションである方が
「私が本当はやりたいと
思ってたことが、出てきました」
「そうか、私これやりたかったのか。
初めて口にしました」
と素敵な笑顔で話してくれました。
25分のセッションで
あなたの「本当は・・・」を
蔵から出して、積もったホコリを
すこし払ってみませんか?
せっかく新年を迎えるのですから。
どうぞよいお年をお迎えください。
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P.S.
今年もメルマガ・ブログを読んでくださって
ありがとうございました。
読んでもらえること、私の力になります。
来年もちょこちょこ書きます。
2023年もよろしくお願いします。