あの人に対して「距離」を感じるときは?
午前2時に寝て
午前5時半に起きるを
数日やってしまった
後の東京で、
立ったまま寝ながらボケーっと観た
写真展が
思いがけずよかった
しんがきです、こんにちは。
長崎の島出身の私は
美術館や写真展などに
縁がなく、楽しみに出かけたのですが
眠くてですね・・・
うつらうつら状態で作品を眺めると
展示された写真の四角いフレームが融け
作品と自分との境界線が消えていき
妙な一体感がありました。
うたたね鑑賞ありです。
(でもやっぱり次は起きてたい)
ちなみに、20年前に初めて
そのカメラマンの写真集を買って
タイトルは『うたたね』だったと気づく。
そんな符合狙えるもんじゃない。
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11月13日に開催された
山川紘矢さん、亜希子さん
講演会から1ヶ月が経ちました。
振り返ってみると
リアル参加者、
オンライン参加、
後日配信、
その後のセッションなど
講演会イベント全体の参加者が
187人と
初の主催イベント開催した
私にとって
想像を超える人数となりました。
寝るの大好きぐでたま人間が
寝る時間惜しいと思うほど
つなぎたい
やっておきたい
会っておきたい
話しておきたい
伝えておきたい
知らせたい
「たい」「たい」「たい」の数々を
制限かけずに
あふれさせたらこんなことに。
チラシ配り 130枚
個別メッセージ 約1700名
イベント紹介 10数件
手紙 70枚
Facebook 100件超
メルマガ 100通超
ナンパ 3人、と
今回の講演会にあたり
いろいろ働きかけをしたので
私がつながった方もたくさんいました。
その一方で
嬉しかったのは
講演会をきっかけに、あちこちで
「誰か」と「誰か」が
つながったことでした。
山川夫妻と --- あの人
山川夫妻と --- この人
山川夫妻と --- その人
だけでなく
接点のなかったあの人と、その人が
イベントを機に
Facebookでつながったり
互いに連絡を取るようになったり
リアルで会いに行ったりと
嬉しい報告をいくつかいただきました。
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今年6月、ふたりに
個人的に会いに行った私が
個人的な喜びで終わらせたくないと
思った
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今回のイベントの目的は
「橋を架けること」でした。
山川さん翻訳書のイチ愛読者の私が
夫妻と誰かの間に
「橋を架けたい」と思ってしまい
その気持ちに動かされた
一連の出来事です。
向こう岸に泳ぎ、木の幹に通した細い紐を
自身に結えつけて泳いで戻り
ゆっくりたぐり寄せ
その先にもう少し太い紐を、
次第にワイヤーロープへ太くする。
「講演会イベント」という陸地から
点在する島の数々(みなさん)に
橋を架けていくイメージを描いていたら
思いもかけず島から島へ
橋が架けられたり
舟が渡されていく。
それまで交易のなかった島と島が
互いの存在を視界にとらえて
舟が新しい航路を結び、
互いの何かを発展させていくさまにも
似ていて
「え、そこ?」
私の知らないところで
ご縁が結ばれているのが嬉しいです。
ちなみに
今まで接点のなかった
誰かとつながるときに
役に立つ通行手形は
「一緒ですね」という共感、共通点。
「あなたも〇〇なんですね」
「私もです」
〇〇にはいろいろ入ります。
たとえば
・同じ本が好きなんですね
・どこそこに住んでいたんですね
・なになにが趣味なんですね
「一緒ですね」
共通点が、あちらとこちらを結ぶ
渡し舟や橋になります。
裏を返せば、私たちは
「相手の共通点が見つからない」とき
相手への距離や不安感を
いだきやすくなります。
私たちは多くの場合、
「わからない」が怖いものです。
得体が知れなくて
何を考えているかわからない、
だから遠巻きにしてしまう
あなたが誰かに対して
隔たりを感じたり
怖さや距離感をおぼえるとき
「共通点があるとしたらなんだろう?」
と自身に問うてみるのもおすすめです。
カタブツだと思ってたら
同じ映画が好きなのか
一緒だ = わかる
洗練された人だと思ってたら
パジャマをウエストインして寝るのか
一緒だ = わかる
とか。
(さらには
相手を怖いと思っていた
自分の内側にも橋が架かって
【怖さの正体】も
少しずつ見えてきます)
「わかる」が見つかると
怖さがやわらぎます。
「わかる」が増えると
親しみが増します。
あなたは誰に
わかるの舟を渡したいですか。