「自分を知る」って〇〇だ

山川紘矢さん、亜希子さんの講演会が
無事に終わりました。

翌朝14日、全身筋肉痛で笑いました。
ずっと緊張していたんだろう、
目が覚める直前に見ていた夢では
まだ開催前でした。


終わってみれば

リアル会場開催
オンライン配信、
後日動画視聴あわせて
132人の方からお申し込みいただき
想像していた以上の景色が
広がっていました。


「翻訳のお礼を伝えたい」

から端を発した6ヶ月間の旅が
ついに終わっ・・・・終わってない。

いただいたメッセージへのお返事や
もろもろの連絡事項や確認など
やることがいろいろ、わー。

少しお時間かけてでも
お返事していきます。
気長に待っていただけると嬉しいです。

山川さんに手紙を書いたけど
宛先がわからず、
東京町田市で開催される
スピリット・ダンスのイベントに参加して
手紙を手渡ししたのがきっかけで、
福岡での講演会が決まった、あと。

「講演会のテーマは何にしよう?」

お二人は講演会で話す内容を
当日の参加者の雰囲気で決める、と
聞いていました。

さらには
「タイトルはしんがきさんの好きなように
したらいいわよ」と
亜希子さんに言われていました。

それで、福岡講演会のテーマは
ご夫妻のエッセイで折に触れて語られる
「自分を知ることの大切さ」から
講演会のタイトルを

【自分を知ると、人生がひらく】

としました。


昨日の講演会のおしまいの方で
「自分を知るのは”冒険”だ」
とお伝えしました。

「自分を知る」ってシンプルですが
けっこう、こわいことです。
冒険です。アドベンチャーです。

遠くへ旅に出たり、スカイダイビングとか
派手なことしないと
冒険じゃない、と思っていませんか?

仮に冒険は怖い、リスクを伴うもの
とするなら、
自分を知るのも立派な冒険です。

だって、
本当の自分を知るのって、怖くないですか?
こざかしかったり、ずるかったり、
ヘボかったり、腹黒かったりと、
見たくない自分がいそうで。
いやいるんだけどさ、見たくないよわざわざ。

でもその腹黒い先の、さらに先の方は?
もっと何か清らかなものが
あるはずだ。

川をイメージしてみます。

川の上流に
こうなりたい、こんなふうに生きたいと思える
純粋な自分がいる。

鮭みたいに
自分の上流に向けて上っていく。

誰かに押し付けられた自分らしさを生き
下流にただ流れるのは簡単です。

かたや
自分を知るために遡上するのは
勇気もエネルギーもいる。

でも川の上、清い水が流れるその場所に
「あ、これが自分か」と思える
自分に出会えたら。


本当の自分を知るのは怖い一面もあるから
多くの人は
知ろうとはしないし、考えようともしません。
その代わり、身近な人や社会が求める
「その人らしさ」を生きようとします。

だってそのほうが、
他人に責められず、安心だから。

でも、それは本当の自分を生きていないので
けっきょく苦しくなる。

そういう葛藤の果てに
私たちの上流で待つ
自分らしさを見つけて生きた方が、
私たちはもっと幸せに生きられると思います。


自分って何者?
何をするために生まれてきたんだ?
私はいったい何がしたいのだろう?
人生に何を求めているんだろう?

「自分を知る」って冒険だ。

怖くてもドキドキしても、
あーでもないこーでもない、と
自分を知る冒険のさなかのあなたは、
すでに勇敢な人なのだと思います。