「強み」が見つかりにくい理由

更地となった場所に何があったか

「なんだっけ」知らないAさん
「あれ、ここって」知ってるBさん。


こんばんは、
しんがきです。


午前中に
コーヒーとパンとサラダと
明治マカデミアチョコを
買ってきました。
部屋の横長の窓、右から左へ
飛行機が飛んでいくのを眺めつつ
経営合宿2日目です。

 

「自分の強みを知りたいけど
自分の優れた部分を探してみても
「たいしたことないなー」と思い
これといった強みが見つかりません」

この
「強みが見つからない」
というお悩みも
ときどき聞きます。


「強み」
その語感は確かに
他者より秀でていること
すぐれていること
という響きがありますよね。


でも、
強みは、優れた点とは限りません。
また長所とも限りません。


風の話を知っていますか。


あるところに
強風が常に吹きすさぶ
土地があったそうです。
あまりの強風に
耕作どころか住むのも大変、
不毛の土地とすら言われていました。


「こんな風、なかったらいいのに」


厄介者の風です。


しかしある人が機転を働かせ
風を利用するアイデアを思いつきました。
風力発電です。


地域の人々の協力のもと
風力発電機を造り
運用を始めたところ、
強い風が常に吹くため
電力が安定供給されるようになり
地域活性化にもつながったのだとか。


「この風のおかげだ」


かつて厄介者だった風は、
「恵み」をもたらす存在となりました。


この「風」が
あなたの「強み」です。


ポイントは、風そのものは
何も変わっていないけれど
その生かし方を探し試した結果
益をもたらすものとなったこと。

風=嫌なもの

という否定的な思い込みから

風=資質

と捉え方を変えることで

「その資質をどうやって生かす?」

と、建設的な問いを生み出しました。


風そのものは変わらない。
生かし方を考える。


めんどくさい性格とか
なぜか気になっちゃうあれやそれ、とか
どうしても目が行くんだよな、な
あなたが持つ関心は、単に
「資質(あるもの)」。
いい悪いのジャッジはありません。


それ(資質)をどう生かすか?
生かせるとしたら、たとえば??
とクエスチョンマークを浮かべると
私たちの脳は答えを探し始めます。


これまでとは異なる角度から
新しい光を当てていく
試みに変わります。


資質≒関心のありかは、
人によって異なります。


たとえば
AさんBさんの友人同士が
なじみの商店街を歩いています。
ふと、一角に更地になった場所が。

「更地になってる、ここ何があった?」
とAさん。

「ここのコロッケ好きだったのにな」
とBさん。


Aさんが関心なかったお店は
「Aさんの世界には存在しないもの」

一方
Bさんの好きなコロッケが買えた店は
「Bさんの世界に存在するもの」


関心(資質)があるかどうかで
同じ景色でも
世界の見え方が変わります。


「資質」という言葉は
「有用なもの」「生まれつきの才能」
と、ポジティブで肯定的な意味が
一般的だと思います。


ですが、
短所や欠点とみなされる要素をも
捉え方やシチュエーションによって
豊かさの源になるんじゃないか、
それも含めて「資質」ではないだろうか。
私はそう思っています。


あなたの関心のありかは
もしかすると、
豊かさをはらんだ
可能性に満ちたモノかもしれません。


自分のすぐれた部分や
長所ばかりを探そうとせず
しなやかな眼差しで
自分の関心のありかを探してみると
ひょんなところから
「隠れた強み」が
見つかるかもしれません。


風力発電機が造られる前の
風みたいに。

 

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