話をすること、話を聴くこと。
話をする。
話を聴く。
シンプルなことなのだけど、対話からすべてが始まるとこの頃つよく感じる。
博多駅で人と会って、近くのカフェでがっつり話を聴いた。話をした。
ただそれだけのことなのだけど、相手の視野と自分の視野が重なって、重なっていない視野を互いにテーブルにあげることができた。
相手に見える世界と、自分に見える世界を伝え合う。
いい、悪いのジャッジもなく、「そうなんだね」を交わし合う。
ただそれだけのことなのだけど、自分の現在地や状態が、鳥瞰図みたいに開けて見えてくる。
誰かと距離を感じているときや、自分のことをわかってもらえないと感じるとき、対話の数と量が少ない気がする。
その人と別れて次の仕事に向かう。
山積みのことはいろいろあるけれど、それはそれとして、気持ちがスッキリしている。
最初は気づかなかった、博多駅前の祭りのステージが目に入った。
楽しそうな空気が急に肌に伝わってきた。
視野も視座も、一人でどうにかするには限界がある。
それに気づくたびに、一つひらける。
新しい景色のなかにいる。

