映画『ナミビアの砂漠』

仕事帰りに観てきました。

『不適切にもほどがある!』昭和スケバン女子高生、純子を演じた河合優実さん主演。
感情と欲望のまま生きる21歳の女性の話。

 

理性と奔放、保身と自暴自棄のアンバランス。
主人公の最後のセリフは、今教えている学生たちの代弁みたいだった。

 

めっちゃ面白い映画だった。
万人にはおすすめしません。

 

ある構成作家の言葉を借りると「ひどいぞ、もっとやれ!」な、主人公の言動。
映画というフィクションに描かれた生々しいリアル。
20代の女性監督と、同世代の河合さんが掛け算してつくった世界。
ほぼ説明がないので、伏線回収が好きな人には向かない映画かもしれない。

 

妙な爽快感と、気がふさぐ感じ。
反対方向の感情に観たかった映画を観れた気分になった。

 

元気になったのは確か。
万人にはおすすめしません(2回目)


わからないならわからないまま、明日も生きよう。

 

 

 

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