引き出し2つめ・不満の役割

たんすの引き出しを一段、からっぽに。

中身を全部出して片づけ始めたら、子どもが手伝ってくれました。

肌着や靴下など種類別に分け、枚数をメモし、たたみ直して引き出しに戻します。

その前は引き出しの中身ぐちゃぐちゃでした。

片っぽだけの靴下は4つあったので、他にサイズの合わない肌着などと一緒に拭き掃除用の雑巾へ。

1段目が片づくと子どもが勢いづき、2段目の引き出しのズボンの片づけに取り組んでくれました。

たんすの引き出し8段中2つがスッキリ。

 

片づけを始めると、懐かしい人から連絡がありました。

「この日、空いてますか?」と訊かれた日が、ピンポイントでその地へ向かう日。

前は予定が合わず流れたのに、今回はすっと再会が決まりました。

風通しが良くなったのかな。

 

 

面白いことに、「なんとなく不快」の改善に取り組み始めると、それまで見て見ぬ振りしていた場所が「次はここ」「そのあとこっちもね!」と主張してきます。

収納棚や食器棚、押し入れ、パソコンのフォルダ類。

家の中の物や空間がリクエストしてくる感覚が不思議です。

「このままじゃ嫌だ」不満の主張です。

 非言語のコミュニケーションを、住空間と交わしているようです。

彼ら(?)のメッセージを受け取りながら思いました。

 

(ああそうか、わたし、慣れきった不満を整えたいんだな)

(『まあ、こんなもんか』をひっくり返したいんだな)

 

家はわたしの改善点を伝える媒介物。

片づけるアクションを通して、実際は「内なる自分」と対話しているのだと気づきました。

昨日触れた「心の状態は部屋にあらわれる」は、本当にその通りだなと思います。



 

講座でコミュニケーションを教える中で、「欲求不満」を扱う章があります。

怒りや悲しみなど負の感情の多くは、欲求不満が元になって生まれます。

 

不満は、改善したい思いの表れ。

その先に理想的なイメージがあるからこそ、「理想と現状とのギャップ」を不満が教えてくれます。

 

「どうせこんなもの」を「こうしたらどうだろう」につなげる、健全な負の感情に向き合うチャンスです。

その行動が引き出し1つ、2つの片づけアクション。

 

「なんか嫌な感じ、困った状況」をどうにかしようとする意欲の表れだと思うと、不満な自分が頼もしく思えます。

  仕事を早く終わらせて、たんすの引き出し3段目に取りかかります。

 

 

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