失敗を引きずらなくなった理由を探してみました。

5本目の原稿の結果がでました。
ボツでした。

 

「不掲載」の連絡を受けたのが、寝ぼけ頭の早朝。
しばしトイレでズーンと落ち込み、しかし朝の準備があるので切り替えて子どもを送り出し、家事、学校へ。

 

授業の構成を頭に描きながらバスに揺られているうち、ふと、「失敗したあとの切り替え」がうまくなっている自分に気づきました。

 

むかしは失敗したあと、凹んでズーンと落ち込む時間が長かった。
落ち込む自分がさらに自分の足を引っ張る、自家中毒めいた悪循環スパイラルもありました。
ある意味それって楽なスタンスです。

 

「傷ついてるんで動けません」オーラです。
「仕事やプライベートの失敗に落ち込む自分」に甘んじて、動けないに見せかけて、動かない理由にしていました。


だけど、今はそういうの、ほとんどなくなっている。
なぜだろう?


・・・単に図太くなっただけ? 
・・・それとも失敗する自分に慣れちゃった?
・・・感覚を麻痺させているのかな?

 

失敗を引きずらなくなった理由を探してみました。

 

で、ああそうか、と気づいたことがありました。
「失敗の意味づけが変わったからだ」と。


これまで「失敗」だとみなした出来事は、マルかバツかの一面的な結果だけじゃない。
もっと多面的なものを受け取っている、と。

 

「経験や体験を積んだ」
「うまくいかないパターンを知った」
「力を培った」
「知識や知恵を得た」


なにより、失敗がもたらすいくつもの感情や知見は、挑戦した証拠だと。

 

「失敗の再定義」ができるようになって、失敗にただ落ち込むことが減ったんだな。

 

こんちくしょー、とか、くっそー、とか、なんでなんだよンモー! な、負の感情もエンジンになる。
諦めないしぶとい自分が、自分を鼓舞するエネルギーになる。
ネガティブな感情から開き直って一周して明るさに転化し、ポジティブに笑うこともできる。

 

掲載されるときの喜びも、ボツだったときの悔しさも、どちらも自分が自分にあげられる最高のギフトだ。

 

それは、他者からは絶対にもらえない。
そして、他者から奪われることもない。
無形で最上の贈り物だ。

 

そんなわけで、6本目いきます。

 

 

 

ただいまのグランプリ参戦状況です。
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【 2024年11月1日現在 】

1本目の記事 掲載○ 順位: 2位
2本目の記事 ボツ× 
3本目の記事 ボツ×
4本目の記事 掲載○   順位: 2位
5本目の記事 ボツ×

 

記事の数は残り11本

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