体験学習2 骨が折れること

 

骨が折れると、骨はくっつこうとする。

数年前に「体験学習」と、ふせんに書いてあった。

何を思って書いたのか覚えていないが、その言葉が実に迫ってくる日々を過ごしている。

 

「わからないことを教えてもらう」から

「わからないから飛び込む」

 

をまさにやっている。

 

自転車の乗り方は、実際に乗らないと乗れるようになれない。

レシピを眺めても、料理は、実際に作らないと完成しない。

情報を集めても、海外生活は、実際に行かないと体感できない。

 

この「実際にやる」に飛びこんで初めて、生きた学習を身につけることができる。

これが体験学習だ。

 

手元のスマホでなんでも検索できて、あたかもいろいろを知ったような気になるけれど、実際にやってみないとわからない。

 

失敗も恥も勘違いも、ミスも遠回りも骨折り損も、体験だ。

一見失ったように思える出来事で、わたしたちは体験を得ている。

体験を獲得して、強くなる。

 

聞いたことがある。
知っている。
見たことある。
頭ではわかってる。

 

テレビやインターネットの向こうから得たものが借り物の知識ならば、それを肉化するのが「体験」だ。

 

体験は、楽しいことばかりじゃない。

味わう恐怖感や、恥ずかしさ、決まりの悪さ、気まずい思い、避けたいなにかと出くわす。

そしてそれらと、嬉しさや達成感、喜びの量は、比例する。

傷つかない安全圏から、深い喜びは得られないのだと思う。

 

 

ずいぶん遠回りしながら、骨が折れることをやっている。

骨が折れると、再生しようと全部の力をつかう。

再生部分はぶかっこうに膨らみ、そして強くなる。

 

苦い出来事や、骨の折れる出来事の名前は「失敗」ではなく「体験」になる。

意思で。

 

 

 

 

 

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