なぜ撮ったかわからない
連日36℃、無理して出かけるのをやめました。
代わりに二度寝三度寝で夢を観て、のそのそ起きてたまったスマホ画像を削除したりとゴロゴロ。
似た写真や動画で容量を圧迫していたのを削除したり、今やらなくてもいいと後回しした雑用と家事をしていました。
不要な画像と同じで、「今やらなくてもいい」日々の些事は「いつかやらないとな」のチリとなって積もっていき、次第に頭の容量を圧迫しますね。
昔の写真をさかのぼっていると、去年スリランカで高額ガイド代を請求した現地の人の写真がなぜか何枚も出てきました。
名前も忘れたけど、最初から最後まで無表情だったなぁ、と思い出しました。
そうやって経緯を思い出せる写真もありますが、なかには、いったいどうして撮ったのかわからない写真もたくさん。
思い出系はハマるとなかなか進まないので、あまり考え込まず消しました。
印象に残ったから写真に収めたはずなのに、あとで見返すとどうして撮ったのか思い出せない写真を消していく酷暑の昼下がり。
なにもかも記録する必要はないけれど、印象に残ったなら、その熱が消える前に画像とワンセットで言葉に書き留めておくのは大事だなと思いました。
「あとで書こう」のタイミングがくる前に、消えてしまう感情の方がずっと多い。
濃い思い出も、薄い思い出も、そのときの感情はつくづくナマモノだなぁと思います。
なぜこれを撮ったのか……
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