【洋上日記】2023年7月4日 船旅89日目 生命力は伝染る
気温 24℃ 海水温 23℃
横浜から 25688マイル
ホノルルに向かって航海中
6時半に起床、3時間睡眠が続いている。
5分後にルームサービスのノックの音がして、トレイを受け取る。
ありがとう。
コーヒーに温かい牛乳を入れて飲む。
クロワッサンをかじる。
シャワーを浴びて、お化粧する時間はナシ、半乾きの髪で7時20分のヨガストレッチへ。
開始ギリギリの時間にいくと、ぎゅうぎゅうで入れない時があるのだ。
昨日より涼しくて、外の風がさらりとしている。
昨夜のはち切れそうに膨らんだ満月はどこにいったのだろう。
階段を一段飛ばしで上がると、体があたたまるころに14階に着く。
エレベーターは使わない。
待つ間に上ったほうが気持ちいい。
無料ルームサービスに果物はないので、14階レストランで果物と味噌汁を摂るのが習慣だ。
窓のない部屋を出て、外の空気にあたる目的もある。
約束もなくばったり誰かに会える偶然も用意されている。
友人知人も「ここの味噌汁は美味しいね」と口を揃えて言う。
外食にありがちな濃いめの味付けではなく、「ちょうどよく美味しい」
味噌汁以外のスープ類も、中華スープもクラムチャウダーもすまし汁も、美味しい。
クルーを含め2000人もの大量の調理を、濃すぎず、薄すぎず、「ちょうどよく美味しい」を毎日提供するのはすごいと思う。
和食のおかずも充実していて、生野菜も根菜類もしっかり摂れる。
今日の朝食は、切り干し大根と味噌汁とゆでたまご、グレープフルーツとオレンジ。
白飯は眠くだるくなるので控える。
朝食後に部屋にもどって、原稿の続きを書いた。
2時間後には目の奥の痛みがピークになり、1時間仮眠。
カスパー船長のいつもの船内放送のアレ「The time is..... noooooon!!!」の前に起きる。
14階でお昼ごはんを食べているとAがやってきて、昨日一緒に見た満月や星の話をした。
セッションをしてほしいと改めて申し込みがあり、翌日に彼女との予定をいれた。
「おはよー」
数日前にセッションしたSと、彼女と同室のMがやってきて、手を振る。
Sに訊いてみた。
「あれからどう?」
「すごくいいよ」
引き締まった目、ゆるやかに上がる口角。
Sの人目を引く外見と凛々しさは、仕事柄「見られる自分」をつねに客観視しているからだろうか。
その凛々しさに、すこしだけ甘やかさが加わった気がする。
ふだん自分に厳しくある人が『どんな自分でもよーし』と許可をおろすと、風に揺れる野花みたいな存在感をまとう。
きれいだなぁ。
Sの隣でMが「私も楽しみだなー」と笑う。
Mは、七夕の夜遅くにセッションの予約を入れている。
「さよ、今日のダンスフェス来てねー!」とS。
「めっちゃ練習したから!」とM。
「行くよー!」と私。
深夜の12階エアロビクスフロアで、遅くまで激しいダンス練習する姿をガラス越しに見かけていた。
やるならとことんやるタイプが集まった練習風景は、鬼気迫るものがある。
乗船を機に、社交ダンスを始めたYちゃんも「部活や!」「めっちゃ腹が減るねん」と笑いながら、朝昼晩と練習に取り組んでいる。
そういう姿がほんとうにかっこいい。
部屋に帰って、イギリス編の続きを書いた。
ダンスフェスの前に夕食を食べに14階へあがると、台湾人のガガンとばったり会って一緒のテーブルについた。
瞑想家OSHOにもらった「Gagan」という特別な名前の話。タオの話。
タオに興味があると私が言うと、連絡先を交換して、ガガンおすすめのタオのテキストを送ってもらうことになった。
「たぶん、これが面白いと思うよ」と見せてくれたテキストのタイトルは『Path of LOVE』。
英文ズラー。ながー。
読み切るのに時間がかかりそう。果たして読みにかかるのか私は。
奇遇にも、ガガンに紹介されたテキストも愛がテーマだった。
示しあわせたわけでもないのに、愛が目に入る。耳に飛び込む。
続くなぁ。
ぺぺも昨夜、満月の下「結局、愛しかない」と力説していた。
ガガンはぺぺにも『Path of LOVE』のテキストを送ったそうだ。
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19時半に、ビスタラウンジへ。
席はほとんど満席で、始まる前から熱気がすごい。
運よく前の席がぽつんと一つ空いていた。
ダンスフェスは素晴らしかった。
十数組のパフォーマーは10歳以下から、80歳代まで。
ダンスの種類もバラエティに富んでいて、それぞれのダンスを舞った。
SとMのダンスも、めちゃくちゃかっこよかった。
ココちゃんのダンスも素晴らしかった。
Yちゃんの社交ダンスも凛々しくてかっこよかった。
ガガンのダンスはコミカルで優雅だった。



年齢や、初学者なこと、周りの目線。
いろんな理由が私たちに「熱くなること」「夢中になること」のじゃまをする。
「年甲斐もなく」「いまさらだ」と恥ずかしさをおぼえたりもする。
やりたいことの前に立ちはだかる過剰な自意識が、誰かに嗤われるよりも前に、自分で自分を嗤い腐してしまう。
だからこそ、しょせん遊びだイベントだと斜に構えたりせずに、自分自身の「やりたい気持ち」に応える人たちの真剣さに勇気をもらう。
めちゃくちゃかっこいい。
命に音楽を与えると、あんなふうに体が跳ねるんだ、はずむんだ、笑うんだ、舞うんだ。
ステージからあふれた生命力を浴びて、観客席で座って観ている体は動いていないのにかっかと熱くなった。
鳥肌たちまくり。生命力って感染るんだな。
熱い。
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