【洋上日記】2023年5月30日 船旅54日目「あなたへ」/ 徹夜明けのフィヨルド

気温 9℃、海水温 10℃
横浜港からの距離 15306マイル
日の出 4:24、日の入り 23:04
(日が長い!)

船旅2回目の徹夜。
夜明けが4:24、明ける少し前にエジプト記事を書き上げた。
1回目の徹夜は、洋上日記を10日分さかのぼって書き、朝になり、そのままバルセロナに行った。

徹夜するつもりではなく、止まらなかった。
打ち終わった文字数は12000字を超えた。
少し眠って9時に起き、今日の記録をノートに書く。

書き物に一区切りつけて、11階の部屋をでた。
7階のオープンデッキに出る。

昨日から船はノルウェーに入っている。(着岸はまだ)
ノール・フィヨルドの景色が広がっていた。

美しくて、びっくりした。
空気が澄んでいる。
船がたてるさざなみ以外なにも聞こえない。
精神が、すうっと浄化されていく。
浄化という言葉を私はあまり使わない。
ほんとうに美しかった。

高円寺から参加の70代男性のYさんが、外を眺める私に気づいて声をかけた。

「さっき、フィヨルドを船がUターンしたの、見ましたか?」
「いえ、今デッキに出たばかりで」

Yさんは、私がライターだと知っている。

「書いてますか?」
「はい、さっきまで書いてました」
「原稿用紙で何枚?」

えーと12000字・・・400字詰め原稿用紙だと

「30枚くらいです」
「はっ?」

30枚と答えた自分もびっくり。

これ、読むほうも大変ですよね?

話題を変えます。
また長くなっちゃうね。

………………………………………………
・あなたの率直な声を聞かせてください
・どのような配信があったらいいなと思いますか?
………………………………………………

前回、私が皆さんへ投げかけた質問にいくつも回答をいただいた。
ロンドンで読みながら、ありがたい気持ちになった。

そのうちの一人、参加者の「よっちー」から
受けたリクエストについて、考えていた。

「問いかけがもっとあると嬉しい」by よっちー

それで今朝、シャワーを浴びていて思いついた。

………………………………………………
<洋上日記に、読者への「問いかけ」を加えてみよう>
………………………………………………

私の日記を読む方は、しんがき佐世という「他人の日記」をとおして「自分自身の心象」に共振、共感、反感、なんらかの感応が起こっていると思う。

たとえば
これを読むあなたに、つながったタイミングで、問いを投げる。

ぽーん。

あなたが、感じた、思った、自分ごとに引き寄せ考えた、いろいろを、メッセージしてもらう。
次の寄港地でネットがつながった時に、私がお返事する。

私が問いかけ、あなたが応える。
あなたからのメッセージが届き、私がメッセージを返す。

あなたが暮らす場所と、どこかの国で、海をへだてたキャッチボールが始まる。

ぽーん。

どうなるかわからないけど、やってみよう。

よっちー、リクエストありがとう。

それと・・・他にも。
今日の日記ではお名前だけ。
イニシャルなどで呼びます。

KYさん、SWさん、アカショウビンさん
I Tさん、Gさん、MyMy、
えりっこ、Kuny、MSさん、
TMさん、Emiちゃん、MKさん、

皆さんからもいただいたメッセージや質問、ぜんぶ読んでいます。
ありがとうございます。
とてもありがたいです。

では

………………………………………………
(1)
あなたの「いつか叶えたい」あれ、のために
日々の生活でやっていることはなんですか?
継続的でも、とぎれとぎれでも。
………………………………………………

問いかけのボールを、ノルウェーのフィヨルドから
ぽーん

…………………………

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